オペラ鑑賞 / 2日目
お腹がいっぱいになったところで、服を着替えて国立歌劇場へ向かいました。
オペラ鑑賞をするのです!

今回は夏休みをシルバーウィークにくっつけて長いお休みを取ろうと思っていたので、旅程はある程度決まっていました。
で、その中で観られるプログラムの中で何がいいかなあと考えました。初心者のわたしにとっては、有名な作品がいいなと思って。蝶々夫人なんかもあったんだけど、あの話、あんまり好きじゃないんだよな。
ウィーンだし、やっぱりモーツァルト?魔笛ならトロンボーンも出るもんね。・・・というわけで「魔笛」に決定しました。
(ちなみに小澤音楽監督の「スペードの女王」はわたしが帰国した日に上演でした)

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電光掲示板(?)もすっかり本日の演目モードになっております。
早めについてしまったので、売店を冷やかしたり、歌劇場内をうろうろ探検したり。
ピンぼけてますけど、内部はこんな感じ。
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彫刻があったり、壁画があったり、なんかゴージャスな感じでした。

わたしが予約した席は、Proszeniumslogenという席で、舞台横桟敷席と言います。オーケストラピットの真横です。もちろん、舞台上はあまり見やすくないのですが、そこは一番前をゲットすることでカバー。お値段は10ユーロ。思いのほかお手頃でしょう?
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わたしの席から、ちょうど対岸の席を写してみました。舞台に向かって右側の席を、わたしは選んだ訳です。なーんとなく、こっちにトロンボーンの皆さんがいそうな気がしたから。

席について、わくわくしながら待っていると、演奏者の皆さんがオーケストラピットに入ってきました。本番が始まったら写真なんかとれないので、今のうちに激写!
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わたしの席、真上からオーケストラピットを写しました。トロンボーン奏者さんは真下にいます。ここで手が滑ってカメラを落としてしまうと、歌劇場始まって以来の不祥事かなんかになりそうなので、カメラのストラップを手首にぐるぐる巻きにして、両手でがしっとカメラを持って、映り込んじゃってる木枠で腕を支えてとりました。それでも手が震えちゃった。

そしていよいよ始まりました!
まずは序曲から。演奏は素晴らしかったです。なんかね、オーケストラ全体が一つの楽器って感じ。多分パートごとに、もっと細かく言えば演奏者ごとに、それぞれの音を出してるんだろうけど、切れ目というか継ぎ目というか、そういうものが見えません。序曲を聴いただけで、なんだかすでに満足しました。

ここの席は、舞台の上の仕掛けなんかも見えます。たとえばパパゲーノが出てくる場面で、鳥が飛んでいるような演出があるのですが、それは舞台の上のキャットウォークから釣り竿につけた鳥をひらひら動かしている様子が明らかに見えます。舞台の下に開いた穴に隠れるために階段を下りていく様子とか。そういうのも含めて面白かったです。

オーケストラの皆さんは、せりふ部分では演奏しない訳ですが(パパゲーノの笛の音などではピッコロさんが出動してたような気がする)、そのときには結構舞台を観ているようです。1stバイオリンの男性が、背もたれに肘をかけてかなりリラックスした状態で舞台をご覧になってたのが見ていて面白かったです。

最後まで観たかったのですが、最後まで観たら帰りは11:00過ぎに。別にかまわないんだけど「夜の一人歩きをしないように」と父からメールが入っており、「ホテルに着きました」メールを送らないとやきもきして待ってるんだなあと思うと落ち着かなくて、二幕目からは席があるところの前室で聴いてました。途中で抜けられるように。
どうしても聴きたかった夜の女王のアリアを聴きました。ものすごい高音で歌ってるんですが、あまりにも高い音過ぎて、自分の脳が「人の声」と判断しないのです。なんか特別な楽器を聴いているみたい。アリアが終わった後の割れんばかりの拍手の中(音が邪魔しないし、きっと劇の進行も止まってると思うので)そっと小部屋から廊下に出ました。廊下はしんとして、静かで、急に現実に引き戻されたような気がします。もうちょっと聴いていたかったなー、ぱぱぱぱって歌う曲も聴きたかったなー、と思いつつ階段を下りました。

地下鉄の駅は、やっぱりなんかちょっと怖くって、多分日本だったら特別怖くはないんだけど、酔っぱらいが座ったりしているだけで人気がなかったりするとかなりドキドキします。
それを思うとやっぱり早く帰って来てよかったのかな?

本場のオペラを堪能できて、よかったです。
オペラの曲ってあんまり聴かないんですが、これからはちょっとずつ聴いてみようかなと思いました。
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by ckaede | 2009-09-17 19:00 | 旅(ウィーン/プラハ編)
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